
実行委員長メッセージ
2025国際首長フォーラム開催支援実行委員会 委員長
豊田市長 太田 稔彦

このたび、豊田市においてSDGsに関する国際会議「2025国際首長フォーラム」を国連と共催することができ、大変光栄に思います。
本市は、2018年に内閣府からSDGsを先導的に取り組む自治体「SDGs未来都市」に選定されて以降、日本のSDGsの取組をけん引してまいりました。また、名古屋市にある国際連合地域開発センター(UNCRD)とは、海外研修生を本市で受け入れたことをきっかけに交流が始まり、国際イベントの共催や職員の派遣など、様々な形で連携を深めてまいりました。
SDGsが国連総会において全会一致で採択されてから約10年が経ち、目標達成年まで残り5年となりました。このままでは2030年までの達成が困難な状況の中、SDGsのターゲットの65%は地方の役割や責務に関係することから、地域レベルでの取組がSDGs達成に大きく影響すると言われています。したがって、この国際首長フォーラムでの議論がSDGs達成に大きく貢献するものになると期待しています。
国際会議での議論に加え、会期中は世界各国から豊田市を訪れる人々に対し、世界に誇るものづくりの技術や精神、豊かで美しい自然とそこでの持続可能な人々の暮らし、心のこもったおもてなしをする市民の温かさを感じていただけるよう準備を進めてまいります。
この秋、世界中のリーダーたちとお会いでき、またSDGsに関する有意義な議論ができることを楽しみにしております。